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展示風景「あなたの心の裏の河」

蔵 一階展示風景

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蔵 二階 展示風景

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日本家屋 床の間

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撮影:村井勇


館長やスタッフの方々、お越し下さった方々に感謝です。


「砂丘館」の蔵ギャラリー。
あれから随分経ってしまいましたが、ようやく展示風景を載せます。
撮影は村井さん。新潟日報のフリーペーパー「assh」や、水と土の芸術祭の記録係もやっていらっしゃるカメラマンさんです。
実は結婚式も村井さんに撮っていただきました。
村井さんの写真は強くてやさしいです。


「あなたの心の裏の河」は、新潟での初めての個展ということもあり、昔の作品も含めて展示しました。
一番古いもので2005年頃からになるので、ここ7年間を一挙に振りかえったことになります。
私自身もこれだけのものをいっぺんに見るのは久しぶりで、ずいぶんと変わってきたものだなぁと改めて見る事ができ、感謝しています。
蔵ギャラリーは2階建てだったので、1階には古い作品、2階には最近の物を展示しました。
1階は過去、階段を上るという行為は「上昇」のイメージ。
照明も1階は暗がり、2階は自然な明るさにと変化をつけました。
入り口には黒の暗幕を張り、暗幕を開くと目の前に顔シリーズが現れる、という演出にしました。
昔は自分の世界にこもっていたので。その雰囲気を出したくて。
まぁ、ギョッとさせたいと。


古い作品は強くて濃くて激しい(笑)
最近のものはゆるゆるとしてる。
私の心のありようそのままです。

しかし我ながら、素直にしか生きられないと悟る。
なんだかんだぐだぐだ悩みながらも、でもその時の本音を出すことしかできない。
いいも悪いもなく。これからもそう。そうでいたい。私にとって、自分自身が一番の不思議な存在ですから。調べがいがあります。こういう奴だと思っていたのに中は違う奴になっていたりと、油断も隙もありゃしないです。


写真の最後の二枚、床の間の場所は蔵ギャラリーの中ではなく、砂丘館の日本家屋の方に展示させていただきました。
床の間に飾るのは初めて。
活けられたお花が時々変わった。
不思議とどの花もぴったり作品と合っているように見えて、花が変わるたびにドキドキしました。


展示にはGW期間中だったこともあり、1,000人もの方々が訪れてくださりました。
会場にいると感想や質問を毎日いただき、新しい繋がりもたくさん生まれました。
今ではすっかり落ち着くスペース砂丘館です。
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by sinzow | 2012-07-27 13:51 | アート

チユンさんとの出会い

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右が私の作品、左がチユンさんの作品。

プサンアートフェアで、DAMギャラリーから一緒に出品していた作家さんです。

彼女の作品、前からいいなぁと思っていて、プサンで初めて見れた。

やはり良かった。素晴らしい・・・

絵の具の質がマットで、私もマットだけど、彼女の絵はもっと乾いた色味をしていた。

そして本人にも会うことができ、私たちは数日間を共に過ごした。

ここ一年通った英会話、ようやく発揮する時が来ました!

彼女も最近英語を勉強し始めたということで、お互い同じくらいのレベルだったので、話が伝わる伝わる。

言いたいこと、聞きたいこともたくさんあったので、朝のホテルのビュッフェからアートフェアが終わるまで、盛り上がりまくった。

ギャラリストのチャンさんは、「なんなの、その英語・・・」と若干引いてましたが(彼女は堪能)、同じレベルだと、なぜか通じるのだ。

チユンさんも私の作品を気に入ってくれて、質問攻めにあった。

いつか絶対に買います!と何度か言ってくれた。自分の好きな作家さんにそう言ってもらえるのはとても嬉しい。

でも普段の彼女はほとんど人と話さないと、チャンさんは言っていた。
私の作品のテーマや、色合いが好みだったので、めずらしく会話が弾んだようで、、、
ともかく私にはラッキーだった。

プサンアートフェアでの一番の収穫は、彼女と話せた事だったかもしれない。



チユンさんは20代イタリアで7年間ペインティングを学んだ後、韓国に戻ってきて仏教画の学校に入りなおし、韓国伝統の絵を学んだ。

イタリアに住んでいる時、自らのアイデンティティについて問い直し、韓国の美術を学びなおしたいと思ったそうだ。

今のチユンさんのスタイルはキャンバスに韓国の伝統的絵具を使って描いている。

神社仏閣に使われている絵具だ。見たところ日本の岩絵具のような。

だからチユンさんの絵からは、乾いたような、白っぽいマット感が感じられる。

彼女の絵には極彩色のものもあるんだけど、なぜか落ち着いた雰囲気で、それは絵具が関係してるのだ。

でも絵具の載せ方はまるで油絵のようなテクスチャーなので、そこに新たな魅力が加わる。

いろいろ悩んで行き着いた先に、今のあの素晴らしい作品があるのだな。



私も美大で油絵を学びながら、同じように自分のやってることに違和感を感じ、悩み、20代中頃から日本の美術にどっぷりはまっていった。

日本画の歴史、焼物、根付、着物、庭、仏像・・・京都奈良にもよく行くようになった。

それで今では和紙に墨で描くようになっている。面白いもんだ。

もちろん今でもキャンバスに描くこともある。

その辺は私もチユンさんも同じ気持ちで、自分たちに馴染んでいるものを敢えて否定するつもりはない。

その辺をコントロールして、作為的に見せるのも嫌いなのだ。



絵をやってると、作品を見ただけで人とつながれる。

見た瞬間にすごい奥の方で分かってしまうので、会った瞬間から親友みたいな、そんな気持ちになれる。
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by sinzow | 2012-07-01 12:35 | アート