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朝日村

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朝日村に行ってきた。

新潟市内から一時間半。

目当ては山菜採り。

かねてから行きたい行きたいと思っていて、砂丘館の小田さんに連れて行ってもらった。

正確には車に乗せて連れて行ったのは私だが、、、何を隠そう小田さんは朝日村の出身だ。

新潟で知りあった画家の蓮池ももさん、映画通の佐藤さんを連れ、小田さんの実家へみんなで押しかけに行ったのである。

ことの発端は「田舎の生活」だった。

「田舎の生活」は小田さんが個人で出しているミニ季刊誌。
そこに書かれている朝日村の生活は、私にとって驚きと輝きにみちみちていた。都会で育った私には未知の世界。それで、山菜の採れるこの季節に連れて行ってもらったのである。

早朝に市内を出て、9時には村に着いた。

前日「熊が出たらどうしよう、、、」と眠れなかった不安も美しい緑で吹き飛び、いざ山へ。

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まだ道があるあたり




先導は小田さんのお父さん。道なき道を進む。もうちょっと登山道らしき道があるのかと思いきや、バリバリと枝をなぎ倒し、木の枝に捕まりながら滑り落ちないよう前へ前へ。

上を見たら絶対私は進めなかっただろう。ただ足元だけ見て。子供のときアスレチック行ったなぁ。あの時は辛かったけど今は山菜を採るという目的がある。食べものためならどんな道でも!

しだいにウルイの群生地にたどり着いた。ロープを木に巻きつけ、おじさんが渓谷へと降りる。

こわくて行けないと初め断ったが、ウルイをもぎ取り、高らかに見せびらかす(?食い意地の張った私にはそうみえる)その様に触発され、勇気を振り絞って谷へ。(と言っても3、4mくらい降りただけ)

そこは楽園でした。


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この右側の崖を降りてきた

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私と佐藤さんの間にあるのは雪です。まだ残ってる。




きれいな水、掬ってのどを潤す。少し硬い水。
ももさん曰く、緑が降ってくる。
崖には無数の苔、植物、そこを伝う雫がなんだかエロい。

生々しい森。

ウルイを腰に巻いたカゴへぽんぽん投げ入れる。他にもミズ、コゴミも見つけた。

おじさんは崖をどんどん登り、姿が見えなくなる。森の人は違う。

川で腰かけて落ち着くと、近年味わったことのない猛烈な空腹感がおそってくる。

「お腹がすいたーーーーー!!」

叫んだりする。
熊も出てこれないだろうな。

帰りにわらびをたくさん採り、お昼は小田さんのおばあちゃんが作ってくれた「大海」をいただく。ダイカイはのっぺに似た優しい味でした。



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わらびとり

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かえるとたわむれる
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by sinzow | 2013-05-14 11:05 | 日記