ウルトラクイズな兄

最近、疲れて滅入っていましたが、楽しいことを考え、気持ちを切り替えよう。


きっとみんな思っている、うちの家族ってどこか変。
きっとどこの家族もどこか変。


その変さを、楽しもう。



小学校の思い出。

ウチの家族、いや、親戚にとって、正月といえばウルトラクイズだった。

1月2日は必ず父方の実家に集まる。

扉を開けると玄関にはデカデカと「第一問目」が。

「ニューヨークの自由の女神は・・・・なんたらかんたら」いう問題が出されていて、

○か×か決めなきゃあいけないのである。

庭に行くとすでに○と×のサークルが作られていて、そこに従兄弟が集まっている。

もうゲームは始まっているのだ。

兄が

「第一問!答えは~~~~??マル~~~~~ッッ!!!」


ぎゃぁぁぁ~~~~~~!!!

半分は脱落。

そして第二問へ。

3ポイント勝ち抜き○×クイズや3択問題、ジャンケン、ペーパーテスト、ばら撒きクイズ、そして決勝を経て、毎年王者が決定する。

王者にはその頃流行ったゲームウォッチが賞品として手渡される。

こんな手の込んだ事を、毎年やっていた。

子供ながらに血のにじむような努力が夏ごろから始められる。

私たち(姉妹3人)は兄に命じられ、○×や3択の札を割り箸や紙を張り合わせて作り、
ばら撒きクイズの問題の中にたまに入っている

「これをなんと読む!!!」


「ハズレ~~~~~!!!!」


の、あの、仕掛けを作ったりしていた。

問題は一切見せてもらえない。私達は問題の書かれた紙を折ったものを、ホチキスで止めたり、

ペーパーテストのコピーを取ったりしていた。(でも問題は見てはいけない)

問題自体もむずかしくて、半分あてずっぽうでテストを受けてた。

出される問題はウルトラクイズで本当に出た問題から抜粋されるので、
小学生にしてみたらとても難しいのだ。

でも未だに覚えている問題がある。
それは「カバの汗の色は何色か?」

たしか赤、青、黄色・・・の3択だったと思うが、何が答えなのかは未だに知らない。

罰ゲームも毎年趣向を変えて行われた。

私がやったのは水の一気飲み、マラソン、だったか。

面白かった罰ゲームは知らない人に声をかけ、

「明けましておめでとうございます」

と挨拶するということ。
みんなが隠れて見ているのでなんだかとても緊張するのだ。

でも、可愛い罰ゲームだな。

従兄弟が10人以上いたから楽しめたんだろうな。

しかし、これをやり始めたウチの兄ってちょっと変わってるよね。

ウルトラクイズの本を全部買ってきて、研究し、正月までに毎年準備するんだもん。

兄が何年かやったあとは親戚に継承し(笑)、夏ごろから電話のチクリチクリが入る。

「どの変まで進んでる?ちゃんとやってるか?」

なぜ、そこまで、あなたはやるのだ。


今は化粧品会社の企画をやっている兄です。
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by sinzow | 2007-09-30 00:47 | 日記
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