1 ![]() 「知らせ」韓紙に墨 東京行き。 何やらいろいろ手違いがあったらしく、無しになった。 東京行き、無し! 転勤族の人たちって大変なんだなぁ、ってつくづく思った。 しっかし、この一ヶ月が慌ただしく嵐のようで、疲れました。 そして嵐が過ぎ去ったあと、何も変わらない元の生活に戻った・・・・はずですが、何かが違います。 妙な空虚感が残り、気がついたら3月?!誕生日?40才じゃん?! いろいろ心の準備ができていません。 慣性の法則で、東京前のめりになっていたので、なかなか現実世界に着地できない。 記憶も飛びまくっています。 とりあえずポジティブに、、、「何が起きても冷静に対処する」、という教訓にしたいと思います。 ■
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by sinzow
| 2014-02-28 15:28
| アート
私は勘が良い方です。
今年の前半は静かにしてたい、、、、、と思い、友人と計画している展示も後半にお願いした。 新潟絵屋での個展は7月、韓国のギャラリーDAMの個展は9月に決めました(あるいは12月)。 そうしたら、まあ、主人の転勤が急に決まって。 たぶん3月から5月ぐらいまではバタバタするでしょう。 事務的な手続きや、買いそろえなければならないものもある。 隙間を作っておいてちょうど良かった。ほっ。 でも細かいこと(場所とか)が全然決まってなくて、なんだか落ち着かない日々です。 ![]() 「Monster」漆紙にアクリル絵の具 21×32cm 韓国のグループ展は無事終了。 こちらの作品が売れました。 思えば、Monsterシリーズは震災のあと始まりました。 私たちには計り知れない、理屈ではどうにもならないことが時々起こることがあります。 それが震災でした。 気が動転し、なぜ、なぜ、という気持ちで日々を過ごしてきた方も多くおられたと思います。 私は震災1ヶ月後に結婚し、新潟に越してきました。 その頃、この土地を知るために博物館で歴史を調べたり、図書館で言い伝えの本、昔話の本をたくさん借りてきて、むさぼるように読みました。 そこにたくさん登場したのが「Monster」です。 大きな亀や鮭の王様、河童、大蛇など。得体の知らないモンスターが突如現れ、平穏な日々を一気に奪い去っていく。 そこに理屈はない。 有名な話には勧善懲悪ものが多いのですが、 (嘘ついたら後で痛い目あうとか) 細々と語り継がれている物語の中には唖然とするものもあります。 落とし所がなく、「なぜ」という思いだけをこちらの心に残していく。 ------------------------------------------------------------------------------- 非常に勤勉な夫婦がいた。しかし残念ながら子は無かった。そしてある日、 川から子が流れてくる。 一生懸命育て、美しい娘に成長した。娘は嫁に行くことが決まった。 結婚式の前日、川をのぞいていた娘は突然大蛇に飲み込まれ、死んだ。 終わり。 ----------------------------------------------------------------------------------------- えええええええええ~~~ こんな感じの話がけっこうありました。 教訓が分からない、、、と最初思いましたが、 この感覚は震災の時に感じたものと近いんじゃないか?と思うようになりました。 真面目に生きてきた人々から突然大事なものを奪い去る何者か。 そういう事が起こることもある、と多くの昔話は教えてくれている。 語り継がれているものには何らかの意味がある。 私たちが忘れてしまった過去のたくさんの天災は、Monsterに姿を変えて、人々に語り継がれていく。 現実なのだ、受け止めるしかないのだ、と。 そして今もまた、史上最大級の大雪が人々を苦しめている。 大雪、東日本大震災、この二つの天災は人災という部分も実は多く含んでいる。 報道の規制。原発隠しであったり、オリンピックを優先する姿勢が問題の発覚を遅らせた。 それが人命に直結することであっても。 人間の生み出す災いは天の生み出す災い、Monsterよりよっぽどタチが悪い。 これからどんな物語を紡ぎ出せばよいだろうか。 「共食い」という言葉が脳裏によぎった。 後味の悪いストーリーになりそうだな。 ■
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by sinzow
| 2014-02-20 14:15
| アート
![]() 「春の知らせ」漆紙に墨 ある朝いちばん、鳥のさえずり・・・・というか突き刺すような鳴き声が耳を突き抜け。 寝ぼけまなこもしゃっきりです。 春は時に驚きの知らせをもたらします。 4月から転勤で、東京へ戻ります。 転勤は主人が行くわけで。私はついていくわけで。 なんだか全く予想しないことだったので、びっくりしすぎて何が何だかわかりません。 新潟に骨をうめる覚悟で来たのに、まさかもう帰るとは・・・・! でも3年の予定です。 私は新潟の生活にも慣れ、リビングもすっかりアトリエと化しておりますので、往復生活しようと考えております。 さぁまた珍道中が始まるぞ~。乞うご期待。 てん ■
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by sinzow
| 2014-02-18 14:32
| アート
![]() 秋、さつまいもご飯。かまどさんで炊きました。 ![]() 茹で栗、柿。かきのもと。新潟らしいです。巻き寿司は胡桃味噌入り。郷土料理。とても合うんです! ![]() イクラの醤油漬け。新潟に来てから作るようになりました。秋になるとスーパーに大量に並びます。「生すじこ」という名前で、味付け前のものです。調理は面倒ですが、味は最高。今年は純米酒、吉乃川で作りました。贅沢! 味噌汁は重ね煮を使っています。大量の野菜を大鍋で蒸す。塩と昆布を入れて、水無しで。あとはそれぞれの野菜をタッパーにいれて、好きな料理にその都度いれます。 ![]() 山上商店の鮭。美味しかったなあ。まだまだ知らないものがある。古町の本町通りのお店。お皿は韓国の。チャンさんがすすめてくれたもので、買って良かったなあ、ホントに。料理をぴしっと見せてくれる皿です。 ![]() 新潟の秋はいろんなキノコが出回る。 ![]() 愛妻弁当なるもの。この日はきれいな色合いだったので写真におさめる。合鴨、里芋と梅のマッシュ、ニンジンクミンシードサラダ、ハスのかんずり炒め。 かんずりは新潟の調味料。唐辛子を雪上で干し、発酵させたもの。味が深い。 ![]() 肉肉しい気持ちになったら簡単ローストビーフ。 ![]() 時々いただく夢のようなおすそ分け。大根と里芋は阿賀の無農薬野菜。 ![]() 大量の野菜をピクルスに。シナモンの香りがいい。 ![]() プロの仕事は違います。オニオングラタンスープ。味もルックスも最高。燕の人気レストラン。 ![]() 先ほどの、ピクルス。 ![]() 自然農法の卵。この色が本当の卵の色だそうです。レモン色。妙にオレンジなヤツは、色を濃くするために何かやってるそうです。これもおすそ分け、、、阿賀の方から。 ![]() 今年のお正月は初のっぺに挑戦。のっぺは新潟の郷土料理で、色んな野菜が入ります。干し貝柱も椎茸も。カツオだしにいりこ出し、鶏肉にイクラ。美味しくない訳がない。 そして黒豆も初挑戦。土井よしはる先生のきょうの料理から。ふっくらと炊けました。 ![]() おせち料理。手前のお菓子が正月らしさを一層高めてくれてます。「にむらや」さんの五福饅頭。色の美しさもさることながら、むっちりとした饅頭の美味しいこと。特別な日にはちょっと奮発です。 ![]() ちょっとお化粧したのっぺ。 ![]() でもやっぱり関東風雑煮も欠かせない。もともと旦那さんの家は関東風なので、良かった。 ![]() 日野家の家紋は向い鶴。ランチョンマットはめでたい金の瓢箪柄で。「ひさご」と言うらしいです。時々「からかみ屋」さんに和紙を買いに行きますが、雑貨に誘惑されてしまいます。店主さんが「ひさご柄というのよ。」と教えてくださいました。落ち着いたゴージャス感が正月料理を引き立ててくれました。 最近ブログの更新が滞っているので、秋冬の料理をまとめてのせました。 食べ物が今年も元気にしてくれるでしょう。身も心も。 ■
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by sinzow
| 2014-02-03 21:41
| 料理
明日からグループショウです。韓国ソウルにて!
![]() 左上が私の作品です。 Group exhibition 「Repeat mark」 LEE EUNMI, MinWook Jin, SINZOW Toshimatsu Kuremoto February 3 mon-16 sun,2014 Gallery DAM ------------------------------------------------------------------------------------------ 전시제목: 도돌이표展¬_SINZOW, Toshimatsu Kuremoto 이은미, 진민욱 전시기간: 2014년 2월3일(월) – 2014년2월17일(월) 전시 장소: 갤러리 담 110-240 서울특별시 종로구 안국동 7-1 Tel.Fax. 02)738-2745 www.gallerydam.com E-mail: gallerydam@naver.com / Gallery hours: 월~토 12:00noon~06:00pm 일12am~05pm 오픈닝 2014년2월3일(월) 오후 5시 ![]() ■
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by sinzow
| 2014-02-02 14:14
| 展示・イベントのお知らせ
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